2015年9月5日土曜日

シェイブドヘッドは経済的?



シェイブドヘッド (スキンヘッド) にしていると、人から、

「その頭だと散髪代が浮いて経済的でしょう?」

とよく聞かれます。

その答えは残念ながら「ノー!」。

確かに、昔は足繁く通っていた床屋へ落としていたお金は今は払う必要がありませんし、

シャンプー、リンス、整髪料の類はシェイブドヘッドにして以来一切購入していません。

ドライヤーを使わない分電気代も浮いているでしょう。

しかし浮いたお金はシェーバー、シェービングフォーム、アフターシェーブといったアイテムに流れていくのです。


私の場合は毎朝目覚めてシャワーを浴びるときに前日伸びた分を綺麗に剃り上げる上、

髪質もかなり硬い方なので、4~5日でT字カミソリの刃を交換しています。

シェービングフォームやアフターシェーブも、毎回使うのは少量とはいえ、

それが毎日となると、それなりの頻度で新しいものを買う必要があります。

というわけでシェイブドヘッドにしている今でも、スタイル維持にそれなりの出費がかかっているのです。


しかし「シェイブドヘッドにしても経済的メリットは無いんじゃん!」という考え方はいささか焦燥です。

剃る頻度を3日に1度、あるいは週に1度とすれば刃の摩耗は当然遅まり、シェービングフォームも節約できます。

また剃る器具を電気シェーバーにすれば、ほとんど刃を換える必要はありませんしシェービングフォームはそもそも必要ありません。

剃る器具にしてもシェービングフォームにしても、値段はピンからキリまで。

スキンヘッドの維持費用を抑えることは、維持の仕方を変えさえすれば大いに可能なのです。

それは、他のどんなヘアスタイルであっても、

カット1回1万円のカリスマ美容師に頼むか10分1000円の安床屋に行くか、

美容師の勧める新発売の高い整髪料を使うか量販店の安い整髪料を使うか、

あるいは毎日1回洗髪するか、朝晩の2回洗髪するかで維持費が変わるのと同じでしょう。



私の場合は、自分ができるベストのツルツル感を常にキープすることをモットーとしています。

電気シェーバーは楽で長期的には安上がりですが、

T字カミソリで根元から剃り上げたときのつるつる感は実現できません。

剃る頻度を少なくすべきかというのも、私にとっては

「無精ヒゲの生えたまま出勤するのと、ヒゲを毎日さっぱり剃り上げて出勤するのと、

どっちが気持ち良く一日を始められますか?」

と質問するようなもの。

無精ヒゲが好きな人もいるかもしれませんが、私は毎朝つるつるに剃り上げた爽快感を好みます。

シェービングアイテムもただ安いものではなく、複数を試して納得できる質のものを選んでいます。


安上がりかつ手抜きするためにシェイブドヘッドにしてるんじゃない。

シェイブドヘッドが好きだから、

他の人がヘアセットにお金や時間をかけるのと同じように、このスタイルをキープするのに投資する。

人が気付かないところにお金をかけるオシャレ、決して悪くはないと思いませんか?

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